1957-05-06 第26回国会 参議院 商工委員会 第27号
○参考人(内ケ崎贇五郎君) お答えいたしますが、再編成の際に、ただいま藤田さんからお話があったようなことが非常に論議の中心になっておりまして、九つの会社にするとか、あるいはもっとほかの数の会社にするとか、それに伴って電源の帰属の問題、これは非常に大きな問題として論議されたのでありまするが、あの当時におきましては、あの程度に落ちつかないというと、再編成ができなかったといったような関係から、われわれ水力地帯
○参考人(内ケ崎贇五郎君) お答えいたしますが、再編成の際に、ただいま藤田さんからお話があったようなことが非常に論議の中心になっておりまして、九つの会社にするとか、あるいはもっとほかの数の会社にするとか、それに伴って電源の帰属の問題、これは非常に大きな問題として論議されたのでありまするが、あの当時におきましては、あの程度に落ちつかないというと、再編成ができなかったといったような関係から、われわれ水力地帯
○参考人(内ケ崎贇五郎君) ただいまの御質問でありますが、企業努力をどれだけやったかというお話しでありますが、それは先ほどの陳述でも申しあげましたが、ロス率これがまた非常に大きな問題でありますが、前回の申請の際には二三・四%でありますのが、それを今回の申請におきましては一六・七%に減っておりますので、相当にロスの低減ということには努力をいたしたつもりであります。それから人件費の問題でありますが、従業員
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 東北電力社長内ケ崎贇五郎でございます。よろしくお願いいたします。 このたび、弊社は電気供給規程変更の認可申請をいたしました。その理由を御説明申し上げますが、それに先立ちまして、本年早々一月から四月に及ぶ長期間の電力制限を実施するの余儀なきに至りまして、皆様に深刻な御迷惑と御高配とをわずらわしましたことにつきまして、ここに深くおわびを申し上げる次第でございます。 この事態
○内ケ崎参考人 先ほど申し上げましたように、水力をこれから手をつけますと、どうしても三年やそこらかかります。そこで、水力では、とても間に合わないということで、現在計画いたしておりますのは、青森県の八戸火力に十五万キロワットの計画を立てております。最初、そういう計画はもっとおそくやるつもりでおったのですが、需用がとても伸びまして、どうしても追いつきません。それで、水力では間に合わない、すでに計画された
○内ケ崎参考人 お答えいたします。ほとんど全部東北で使っております。もっとも今東京電力との契約がありまして、一カ年に一億六千万キロワットというものを東京電力に送っております。この一億六千万というのは、全体の中から言えば、わずかなものであります。
○内ケ崎参考人 東北電力社長の内ケ崎であります。どうぞよろしくお願いいたします。 私の方はお手元に「東北の開発と電力」という。パンフレットと、それからもう一冊、当社の最近の概況を書いたものを差し上げてありますから、それをごらんいただきたいと存じます。 これから東北の開発と電力という問題につきまして意見を申し上げますが、中には前の参考人からお述べになったこともありまして、重複するかもしれませんが、
○内ケ崎参考人 この問題はなかなかむずかしい問題であります。しかし私は必ず解決できると考えております。早い話が最近佐久間の問題でも大分新聞でごらんになっておりますように、なかなか折衝には時間を費しておりますけれども、最後にはやはりきまっております。お互いになかなかむずかしい問題ですからそう簡単にきまるとは思いませんが、最後は必ずきまる。かりにわれわれがきめなかった場合は世論から非常にきびしい批判を受
○内ケ崎参考人 先ほども申し上げましたように、私は法律のことは一向とんとわかりませんので、法理論や何かということについてはここであつかましい議論を申し上げるわけには参りませんので、ただ私は先ほど申し上げているように考えておるというだけでありますから、さように御了承願います。
○内ケ崎参考人 私は東北電力株式会社の社長内ケ崎贇五郎であります。 電源開発促進法の一部改正法律案のうち、いわゆる下流増の問題について陳述をいたします。その陳述に先だちまして東北電力株式会社の概要をごく簡単に申し上げます。 東北電力株式会社は、昭和二十六年五月電気事業再編成によって発足いたしまして、現在資本金八十億円、東北七県を供給区域といたしておるものであります。昭和三十一年三月末の発電設備は
○参考人(内ケ崎贇五郎君) それではお答え申上げます。この問題は、先ほど藤田委員からの御質問の、今見えませんが、お答えにもなろうと思いますが、今後一体開発して行くというとどんどんと高くなつて行くのじやないかといつたような御心配があつたのでありますが、今度の値上げは、従来の料金がずつと安くなつておる、ところが新らしいのが先ほど申上げたように原価が約三倍である、そういうことから来ましたので、相当大幅の値上
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 電源の開発の最も進んだ東北、北陸が最高の値上率になつたということについて説明せいというお話でありますが、先ほど来私も縷々申述べましたし、ほかの社長からも申上げましたように、今度の料金の値上げの最大の理由は、新らしい電源が、原価が高くついておる、それに原因しておりまするので、従つて値上率が高いということは、一番開発が進んでおるという証拠であるというふうに御了解頂きたいと存じます
○参考人(内ケ崎贇五郎君) それでは私は、先ほど九社に共通の線は平井事務局長から御説明申上げましたから、それは省略さして頂きまして東北電力特有の点について御説明さして頂きます。東北電力の今次料金改訂申請理由の主眼点を御説明申上げます。 先ず今回料金改訂の理由は、ただ一点、電源開発の進捗に伴うものであるということでございます。この電源開発の進捗によりまして、東北地区における電力の需給状況は著しく改善
○参考人(内ケ崎贇五郎君) その手続をいたしましたのは、申請書として正式に出ましたのは、公益事業局に対しては二十七年の九月八日、経済審議庁に対しても九月八日、大蔵省に対しましては九月の九日、そのほか開発銀行に対しましても九月十日にお願いをしたのですが、そのときにはまだ開発銀行は正式に事務をとつておられませんでしたから、事前にそういうお願いをするという申出をしております。それで正式にそれを受理されたのが
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 資金は確信を持つて集め得る、こういうことを福島県知事に対して、私は直接申しませんけれども、会社のほうからそういうことを申しております、はつきりと。それで私のほうは、金は十分に集め得るという確信を持つてやつた仕事でありますが、こういう重大な立派な発電所ですから、どうしても日本の再建にはこの発電所は責任を持つて我々はやる、こういう覚悟で来たのですが、金くらいはどこからか集め得
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 私東北電力の社長内ケ崎贇五郎でございます。 只今の御質問の第一点、上田、本名に関する官庁関係の許認可の手続をどうしておつたかということに対してお答えいたします。水利使用の出願は昭和二十六年五月一日でございます。これは電力再編成によりまして、新会社が発足いたしましたその当日と相成つております。と申しますのは、日本発送電会社から、再編成に際しましてこの両地点並びにほかの出願関係
○内ケ崎参考人 お答え申し上げます。当社におきまして、上田、本名両地点の水利使用の許可申請をいたしましたのは、先ほど私の御説明の際にも申し上げました通り、昭和二十六年五月一日であります。これは御承知の通り、再編成で新会社ができたのが同じ日でございます。その前に日本発送電から出願いたしておつたのであります。それを引継いで、その際に新たに出し直す必要があつたので、それを引継いで出願いたした、こういうわけであります
○内ケ崎参考人 お答え申し上げます。上田、本名両地点につきましては、約二〇%でございます。(「上田、本名じやない、片門だよ」と呼ぶ者あり)いや、四箇地点の御質問でありますから、四箇地点に対して今御返事を申し上げております。それから前に御質問のありました柳津、片門の地点でありまするが、これは大体におきまして約六〇%の進捗を見ております。なおわれわれにおきましては、一日もすみやかにこれを完成せしめるように
○内ケ崎参考人 私は東北電力株式会社の社長内ケ崎贇五郎でございます。よろしくお願いいたします。御承知のように東北電力株式会社は、電気事業再編成によりまして昭和二十六年五月一日に設立せられたのであります。お尋ねの只見川筋の上田、本名両発電所の水利使用の出願は、会社設立の日である昭和二十六年の五月一日付をもつて、福島県知事あて申請いたしたのでございます。 次に上田、本名両発電所の開発を必要とするに至りました
○参考人(内ケ崎贇五郎君) お答えいたしますが、実は今日は白洲会長がここへ伺えば大変結構だつたのでありますが、参つておりませんのではつきりしたことは申上げかねまするが、私としては大いにそれを期待しておるわけであります。それだけお答えいたします。
○参考人(内ケ崎贇五郎君) それでは古池さんの御質問に対して東北のお答えをいたします。第一の点。従業員のメーター取付に関する件でありますが、これはひとり従業員のメーターばかりでなしに、事業場それ自体、いろいろ本店、支店、営業所その他発変電所等の事業場でありますが、こういう方面を第一に節約せんければいかん。こういう考えを以ちまして、従来メーターがないためにどの程度の使用があつたかというようなことがわからなかつた
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 私東北電力の社長内ケ崎でございます。よろしく。 第一の聽取事項のイ、今後の電力危機に対する具体的方策につき御説明申上げます。詳細はお手許に差上げました別紙電力事情の見透しと今冬の渇水対策と書いてありまするが、大体のことを申上げて見ますれば、本年の夏の異常渇水の影響としまして、この異常渇水は、私ども電気事業に携つてから殆んで見ないほどの大渇水でございまするが、この異常渇水
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 私東北電力社長丙ケ崎でございます。よろしくお願いいたします。只今私のほうより電気料金の値上げをお願いいたしておりまするが、その理由並びに方法について、大局的のことを私から御説明申上げて、そのあと営業部長から詳細御説明申上げて御了承を得たいと存じます。 御承知の通り、今般新電力会社が九地区にできまして、我々その重責を担いました以上は、及ばずながら最善の努力を傾倒いたしまして
○内ケ崎参考人 東北地方における電源の開発われわれ東北電力の使命と考えております。これはぜひ完成するつもりでおります。ただ御承知の通り、なかなか思うように設備資金が集まりません。そういう意味におきまして、ある特殊の所が電気事業以外のわくから特別の資金を持つて来て、自分の力において開発し得るというような有力なる開発の形がありますれば、われわれはできるだけ自分の力でやりたいと思いますが、その力を補助してくれる
○内ケ崎参考人 私東北電力社長の内ケ崎であります。ただいまの高橋さんからの御質問にお答えいたしますが、公益委員の伊藤さんの方からお話がございましたが、当社といたしましては、農業が非常に重要な産業に相なつております。つきましては、これに使います灌漑用排水の問題、それからその他の脱穀調整等いろいろな事業に相当の電力を消費していただいておりますが、こういうものに対してはできるだけの奉仕をいたしたい、かように
○内ケ崎参考人 配電の主張は、日発と配電の合併の率は一対一とすべきである、かような主張でございます。その理由といたしますところは、第一、新会社の資本の堅実化をはかるべきこと。これは、新電力会社の発足にあたりまして最も配慮すべき重点の一つは、新会社の資本を堅実ならしめることである。今後における電源の開発等に要する厖大な資本調達のためにも、資本の堅実化をはかつて、株価の維持をはかることはぜひ必要であるが
○内ケ崎参考人 私は、これは非常に重大問題であるから、ぜひとも何とかして解決せんければいかぬ、放擲するわけには参らぬと考えております。ぜひこれを実行に移さんければいかぬというふうに考えておりまして、またわれわれもさようなことについては全力を傾倒して努力をいたすつもりであります。
○内ケ崎参考人 私、東北配電の社長内ヶ崎でございます。配電側を代表いたしまして御答弁申し上げます。 ただいま松本委員長並びに日発の総裁から、いろいろ詳しくお話がありましたので、ごく簡單に要領を申し上げます。実はこの役員の問題は非常に重大な問題でありますので、ことにわれわれ関係者は、一生のライフ・ワークとしてこの電気事業に携わつて来た者が、ほとんど大部分でございます。そういう意味からして、今後の電気事業
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 会長制についての意見を委員長からお尋ねでありまするが、私どもは今後会社の運営をするにつきましては、相成るべくは簡素なる組織を以て行きたいということは考えております。併しながら或る適当な時期においてはやはり会長制というようなものも必要でもあろう、その時期々々に応じましていろいろ必要な時期もあろうと考えております。なお先ほど比率問題についての御質問もあつたのでありまするが、私
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 第一に、従業員の引継問題についてお話を申上げます。各配電会社の従業員は、全員を新会社に引継ぐつもりでおります。なお日発におきましても、各支店の従業員は、その出資又は譲渡設備に関連するものは、当該地区の新会社にそのまま引継ぐのでありまするが、本店所属の従業員は電力抜術研究所等の共同管理設備と関連があり、今後日発、配電間の協議によりまして、各面を考慮いたしまして決定する予定であります
○参考人(内ケ崎贇五郎君) 私東北配電社長内ケ崎でございます。今日は配電側を代表いたしましてお話を申上げます。 電源の帰属の問題につきましては只今日発の菅さんからお話申上げました通りに、五つの項目につきまして基本的の原則をきめまして、お互いに討論し合いまして、その結果円満に決定いたしたものでございます。なおこの問題につきましては北海道、九州、四国或いは中国方面は地域的に別に何らの問題はなかつたのでありまするが